Microsoftは2020年の春に、Windows 10の機能アップデート「Windows 10 Version 2004(20H1)」を公開する予定です。
現在すでにVersion 2004のISOファイルも公開され、開発は最終段階に入っていると見込まれているなか、Windows Subsystem for Linuxのメジャーバージョンアップ版「WSL2」がWindows 10 Version 2004の一部として正式に利用可能になることが明らかとなりました(Windows Command Line Blog)。
WSL2ではLinuxカーネルがWindows本体とは別に個別に更新可能となりますが、リリース後の数ヶ月は最新のカーネルをインストールするために、更新を手動で確認する必要があるとのこと。自動インストールのためのプログラムが数ヶ月内に公開される予定です。
なお現在Windows Insider ProgramのSlowリングユーザーに公開されているbuild 19041.153を使用している場合、以下のコマンドでWSL2を使用することができます。
wsl (If a WSL2 distro is your default distro) wsl --set-version2, – wsl --set-default-version 2 wsl --import and wsl --export targeting WSL2
WSL2の詳細については、最新の動画「WSL2: Code faster on the Windows Subsystem for Linux!」でも確認可能です。