昨年X(Twitter)を買収して以降、名称変更を含めオーナーの特権を存分に行使しているイーロン・マスク氏が、Xをサブスクリプション限定サービスにする事を検討していると示唆した事がわかりました(Neowin)。
イーロン・マスク氏は最近行われたイスラエルのBenjamin Netanyahu首相との会談の場で、Xの全てのユーザーがサービスを利用するために少額の月額料金を支払う計画を示したとのこと。
マスク氏はこの少額のサブスクリプションは、認証機能や追加特典が利用できるXブルー・メンバーシップよりも安価になると説明しています。
We’re wanting it to be just a small amount of money. It’s a longer discussion, but in my view this is the only defense against vast armies of bots, because as AI gets very, very good, it’s actually able to pass these sort of CAPTCHA tests better than humans.
わずかな金額にしたい。この議論は長くなるが、私の考えでは、これが膨大なボット軍団に対する唯一の防御策である。なぜなら、AIが非常に優秀になるにつれて、実際に人間よりもこの種のCAPTCHAテストをパスできるようになるからだ。
マスク氏は、AIがCAPTCHAを突破できるほど賢くなっているため、サブスクリプションがプラットフォームからボットを排除する唯一の方法だと考えているようです。
マスク氏は買収以降、Xの運営を立て直すために懸命に取り組んでいますが、元従業員からの訴訟や、広告主の撤退、さまざまな障害などさまざまな問題が持ち上がり、厳しい道のりとなっています。