BroadcomのCEO、Hock Tan氏は11月22日(現地時間)、「Broadcom announces successful acquisition of VMware」と題したブログ記事を公開し、VMwareの買収が完了したことを発表しました。
同氏は、BroadcomによるVMwareの買収を発表できることを嬉しく思うとし、「VMware は、エンジニアリングを優先し、イノベーションを重視する当社のチームに加わり、世界をリードするインフラストラクチャ テクノロジー企業を構築する上で、また新たな重要な一歩を踏み出した」とコメントしています。
買収により、プライベートクラウドやハイブリッドクラウド環境を実現し、「app anyware(どこでもアプリ)」戦略の展開を支援することで、企業が複雑なITインフラストラクチャの課題に対処するのを支援する規模を持つことができるとのこと。目標は、顧客がプライベートクラウド、ハイブリッドクラウド、マルチクラウド環境を最適化し、どこでもアプリケーションやサービスを実行できるように支援することだと説明しています。
今後は、企業がプライベートおよびハイブリッドクラウド環境を構築するために、基盤となるソフトウェアスタック VMware Cloud Foundationへの投資を行い、アプリケーションネットワーキングやセキュリティ、モダンアプリケーション、データセンターからエッジまでのソフトウェアイノベーションの3つを重視していくとのこと。
個人的にはVMware WorkstationやVMware Fusionなどのデスクトップタイプの製品の今後が気になるところです。
