Oracle LinuxがCentOSの避難民を勧誘する

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CentOS開発プロジェクトは先日、CetnOS 8のサポートを2021年に終了することを突然発表しました。CentOS 8の後継としてCentOS Stream 8は準備されているものの、CentOS StreamはRHEL互換ディストリビューションではないため、ユーザーから戸惑いの声が上がっています。

今回この発表を受け、数少ないRHEL互換ディストリビューションの1つを提供しているOracleが、移行先を探しているCentOSユーザーを歓迎するという内容のブログ記事を公開していることがわかりました(Phoronix)。

Oracleは、Oracle Linuxを検討する理由として以下のような項目をリストアップしています。

  • ダウンロード/使用/配布が無料である。
  • 2006年から使用され続けている。
  • 互換性がありながら拡張されている。Red Hat Compatible Kernelの他に、Unbreakable Enterprise Kerne(UEK)を選択することができる。
  • x86やARMを含む幅広いシステム向けに設計されている。

Rocky Linuxという新たなRHEL互換ディストリビューションを作成するという動きはありますが、すでに実績のあるOracle Linuxは確かに有力な移行先候補となるかもしれません。

Red HatはCentOSユーザー向けに、低価格のサブスクリプションサービスを導入するのではないかとも予想されていますが、今のところ公式の発表はありません。

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