DEA、ハッキングツール「Remote Control System」を240万ドルで秘密裏に購入していたことが判明

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Hacking

麻薬組織壊滅のためにはスパイウェアを使うことも許されるのか?アメリカのDEA (Drug Enforcement Agency=麻薬取締局)が240万ドル(約2億8000万円)という巨費を投じてハッキングツールをイタリアの企業「Hacking Team」から購入していたことが明らかになり、論争となっています(The VergeGIGAZINE)。

DEAが購入したハッキングツールは「Remote Control System(RCS)」とよばれるソフトウェアで、容疑者の携帯電話やコンピューターに埋め込むことで、通話を始め、テキスト、ソーシャルメッセージ、さらにはパスワードまであらゆるものを記録することが可能となるものです。

DEAが実際に捜査活動ににRCSを使用したのか、その使用が合法だったのかまでは、はっきりしない状況のようですが、法執行機関によるスパイウェアの使用は過去議論を巻き起こしてきました。なお、Hacking Teamは、業界では有名な企業で、RCSだけではなく、政府向けのスパイツール「Galileo」などでも知られています。

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ドラマでお馴染みのDEA

このニュース、最近、全米最強のドラマと名高い「ブレイキング・バッド」を最後まで見終わって、感慨深かったのでエントリーしてみました。主人公ウォルターの義弟ハンクはDEAの捜査官として有名です。ドラマのDEAはこんなハイテク捜査はしてなかったですけどね…ハイゼンベルグフィギアほしいぞ!

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