Microsoftが開発者会議「Build」で、ファイルエクスプローラーにバージョン管理ツール「Git」の機能を統合する計画を明らかにしました(The Verge)。
Gitはプログラムのソースコードの変更履歴を管理するためのツールです。ソースコードのどの部分がいつ変更されたのかを正確に把握することができるため、ソフトウェア開発に必須のツールとなっています。
Microsoftブログ記事でも、ファイルエクスプローラーにGitを含むバージョン管理プロトコルを統合し、開発者にさらなる力を提供すると説明しています。ファイルエクスプローラー上で、ファイルステータス、コミットメッセージ、現在のブランチなどのデータを直接確認することができるようになるとのことです。
公開されたスクリーンショットを確認すると、ファイルの最新のコミット時刻や、コミットメッセージが、ファイルエクスプローラーの列として表示されていることがわかります。
この機能が一般公開される日付は明らかにされていませんが、WindowsでGitを使っている開発者にとってはかなり便利な機能となるかもしれません。なおMicrosoftは、「バージョン管理プロトコル(Gitを含む)」としており、Git以外のバージョン管理ツールへの対応も行われる可能性があると考えられます。