Googleのメールサービス「Gmail」は、ここ数年間大規模なUIの変更が行われていませんが、間もなくその状況が変わるかもしれません。GoogleがGmailに新しいUIを導入する計画を発表しています(Neowin)。
現在のGmailは上記スクリーンショットのようなUIを採用していますが、新しいUIをオプトインすると以下のようなインターフェイスが表示されるようになります。
新UIはMicrosoftのOutlookに似ているように見え、Gmail、Chat、Meetなどの重要なアプリケーションが左ペインに分かりやすく格納されています。これにより、タブを切り替えたり新しいウィンドウを開いたりすることなく、受信トレイ、重要な会話、会議への参加などを簡単に切り替えることができるようになります。通知バブルも各アプリケーションごとに表示され、Googleは今後、Chatなどのアプリケーションの結果も表示されるように、統一された検索エクスペリエンスを提供する予定です。
新しいインターフェースは、Workspace Essentialsのユーザーを除くすべてのGoogle Workspaceユーザーに展開され、管理者であってもこれを無効にすることはできません。2月8日からはオプトインのバナーが表示され、4月からはオプトインしていないユーザーにも新しいUIが提供されます(従来のインターフェースにロールバックすることは可能)。
2022年第2四半期末には、新UIが標準UIとなり、ロールバックはできなくなります。また、Web上の専用チャットで、合理化されたナビゲーションが利用できるようになり、ユーザーはチャットウィンドウをGmailの右側に移動させることができなくなります。