マルチプラットフォーム対応のプログラミング言語Haxeの最新版「Haxe 3.0」がリリースされています(リリースノート)。
Haxe 3 New Featuresによると、バージョン3.0では、抽象型、配列内包表現、ジェネリックファンクション、マップ、マクロ具象化(?)、パターンマッチングの改良などが行われているようです。
そもそもHaxeって?
全く知らなかったので調べてみました。Wikipediaによると以下のように説明されています。
汎用プログラミング言語の一つである。静的型付けのオブジェクト指向言語であり、構文はActionScriptおよび標準化が中止されたECMAScript 4に類似している。Adobe Flashおよび独自のVMで実行可能なバイトコードにコンパイルされるほか、JavaScript、ActionScript、C++、C#、Java、PHPへのソースコードの変換が可能であるため、主にマルチプラットフォーム開発を目的として使用される。
Javaのように実行環境がいろんな環境で動くわけではなく、Haxeのソースコードから他の言語のソースコードに変換することで、マルチプラットフォームに対応しているようです。
Haxe自体のソースコードは割と素直で分かりやすそうなイメージです。
class Main
{
public static function main()
{
trace("Hello world");
}
}
便利かも
Haxeでソースを書いておけば、いろいろな環境でプログラムを動かせそうで、便利そうな予感がします。近年プラットフォームが多様化しているので、こういう技術は必要かもしれません。どこまで対応できるのかよくわかりませんでしたが、iOS用のコードまで生成できるみたいです。以下参考になりそうなリンクなど。
- 大規模なギョームシステムにHaxeを採用してみた話
静的型が使えるのがよいらしい - HaxeいいよHaxe - GEOQUAKE Backstage
言語縛りから逃れられる。言語の使い分けをしなくてもよいので負担が減る。
ということで紹介でした。