Homebrew開発チームのMikeMcQuaid氏は12月1日(現地時間)、Mac用のソフトウェアパッケージマネージャ「Homebrew」の最新版v2.6.0をリリースしたことを発表しました(公式ブログ)。
v2.6.0の最も大きな変更は、Intel版のmacOS Big Surのサポートや、brew caskを置き換えるbrewコマンドの導入、M1/Apple Silicon/ARMのサポートの開始とされています。
これを含め、主要な変更点は以下の通りです。
- macOS Big Surがサポート(そしてHigh Sierraのサポートは終了)。
- depends_on :java、brew switch、brew diy、その他様々なAPIが非推奨に。
- brew cask コマンドは、必要に応じてbrewコマンド(--cask)を使用するようになり非推奨に。
- Homebrew.args は非推奨に。
- Homebrew/coreでは、すべてのrequirementsが非推奨に。
- M1/Apple Silicon/ARMが部分的にサポート。/opt/homebrewへのインストールが推奨されるが現段階ではIntel版をRosetta 2経由で使用することを推奨。
- brew tap-newはGitHubリリースにアップロードするためのGitHub Actionsのワークフローを設定する。詳細なドキュメントはブログ記事に。
- GitHubがAPIのBasic認証を廃止した。
これ以外にも多数の変更が行われています。詳細はこちらで確認可能です。