macOS Venturaベータ版のインストーラーからISOファイルを作成する方法

macOS Venturaベータ版のインストーラーファイルから、インストール用のISOファイルを作成する方法を説明します。

Appleは、macOSのISOファイルを提供してませんが、VMware FusionやParallels、VirtualBoxなどの仮想マシンにゲストOSとしてインストールしたい場合は、インストール用のISOファイルがあると便利です。

具体的な手順は以下の通りです。

macOS Venturaベータ版のISOファイルを作成する方法

まず、macOS Venturaベータ版のインストーラーアプリをダウンロードします。macOS Venturaのベータ版のインストーラーアプリはApple Developer Program(有償)や、Apple Beta Software Program(無償)に参加することでダウンロード可能です。

また以下の記事でも詳しく説明しています。

macOS Venturaのフルインストーラーを確実に入手する方法

Appleは現在、macOS Venturaのベータ版をApple Developer Programに参加している開発者向けに提供しています。 ベータ版をインス

インストーラーアプリ「/Applications/Install macOS Ventura beta.app」が準備できたら、ターミナルを開き以下のコマンドを実行します(1行ずつコピペで貼り付けて実行するか、シェルスクリプトとしてまとめて実行します)。

hdiutil create -o /tmp/ventura -size 16384m -volname ventura -layout SPUD -fs HFS+J
hdiutil attach /tmp/ventura.dmg -noverify -mountpoint /Volumes/ventura
sudo /Applications/Install\ macOS\ Ventura\ beta.app//Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/ventura --nointeraction
hdiutil eject -force /Volumes/Install\ macOS\ Ventura\ beta
hdiutil convert /tmp/ventura.dmg -format UDTO -o ~/Desktop/ventura.cdr
mv ~/Desktop/ventura.cdr ~/Desktop/ventura.iso

実行するとデスクトップにventura.isoが作成されます。

まとめ

macOS Venturaベータ版のインストール用ISOファイルは、インストーラーアプリから作成することができます。仮想マシンにインストールしたい場合、ISOファイルがあれば便利です。