DIY修理業者iFixitが、第10世代iPadの分解動画を公開し、このモデルが第2世代Apple Pencilをサポートしない理由が明らかとなっています(MacRumors)。
分解動画では、2セル方式の7,606mAhバッテリーや、A4 Bionicチップを搭載したロジックボードなど、第10世代iPadの内部構造が明らかになっています。
第10世代iPadの横向きに設置されたフロントカメラ用のコンポーネントが、第2世代Apple Pencil用のワイヤレス充電コイルが配置されていたであろうスペースを占めている事がわかります。ワイヤレス充電コイルが存在しないため、第1世代のApple Pencilとしか互換性がなく、ペアリングと充電にアダプタが必要となっています。
バッテリーは、ストレッチリリース式のプルタブを備え、修理店やユーザーがバッテリーを交換しやすくなっています。ただしUSB-Cポートはロジックボードにはんだ付けされていて、修理は困難な模様です。