過去のWebページの内容を閲覧できるWayback Machine等の運営を行っているInternet Archiveが攻撃を受け、サービス停止に追い込まれていることがわかりました(ITmedia)。
現在Internet Archive公式サイトには以下のようなメッセージが掲載されています。
Internet Archive services are temporarily offline.
Please check our Twitter feed for the latest information.
We apologize for the inconvenience.インターネット・アーカイブのサービスが一時的に停止しています。
最新情報はTwitterでご確認ください。
ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
Internet Archiveの創業者であるブリュースター・カール氏は、「申し訳ありませんがDDOSが戻ってきて、 archive.orgとopenlibrary.orgをオフラインにしました」と現在の状況を説明しています。
Sorry, but DDOS folks are back and knocked https://t.co/Hk02WjumkL and https://t.co/Xb2ku5dgZs offline. @internetarchive is being cautious and prioritizing keeping data safe at the expense of service availability.
Will share more as we know it.
— Brewster Kahle (@brewster_kahle) October 10, 2024
Internet ArchiveはDDOS攻撃と並行して、ハッキングの被害も受けており、JSライブラリ経由でWebサイトが改ざんされ、ユーザー名/電子メール/暗号化されたパスワードなどが流出したことが確認されています。対策として、JSライブラリの無効化、システムのスクラビング、セキュリティのアップグレードなどが行われています。
[via Neowin]