Appleは本日、iOS 15.5、iPadOS 15.5、tvOS 15.5、watchOS 8.6、macOS 12.4の各beta 4を開発者に対して公開しました(1、2)。iOS、iPadOS、macOSに関してはパブリックベータ版も公開されています。
Apple Developer Programに加入している開発者は、Apple Developer Centerからファイルをダウンロードして最新ベータをインストールすることができます。Apple Beta Software Programに参加しているベータテスターは、同Webサイトを利用して最新版をインストールすることができます。
今回リリースされたソフトウェアのビルド番号は以下の通りです:
名前 | ビルド番号 | リリース日 |
---|---|---|
iOS 15.5 beta 4 | 19F5070b | 2022/05/03(米国時間) |
iPadOS 15.5 beta 4 | 19F5070b | 2022/05/03(米国時間) |
macOS 12.4 beta 4 | 21F5071b | 2022/05/03(米国時間) |
watchOS 8.6 beta 4 | 19T5570a | 2022/05/03(米国時間) |
tvOS 15.5 beta 4 | 19L5569a | 2022/05/03(米国時間) |
iOS 15.5では、近い将来のリリースが予想される「Apple Classical」アプリへの参照が発見されたほか、Apple Pay Cashの細かい変更がみつかっています。また雑誌、新聞、書籍、オーディオ、音楽、ビデオなどのデジタルコンテンツを提供する「リーダー」アプリに、独自アカウントのサインアップや管理を目的とした外部ウェブサイトへのリンクを追加できるようにするための機能の開発が始まっています。
またリリースノートでは、iPadOS 15.5とmacOS 12.4のユニバーサルコントロールは、iPad 15.4またはmacOS 12.3と互換性がないとの注意喚起が行われています。回避策としてユニバーサルコントロールを使用するデバイス全てに新しいベータ版を導入する方法が案内されています。