Linus Torvalds氏、タイポが多すぎてメカニカルキーボードにリターン

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Linuxの生みの親として知られるLinus Torvalds氏が、半年間試していた「低プロファイル(薄型)の静かなキーボード」をやめて、再びメカニカルキーボード(Cherry社製の青軸スイッチ)に戻ったことを明らかにしました(The Register)。

同氏はLinuxカーネルメーリングリストで、Linux 6.15-rc6のアナウンスを行うと共に、「関係ないニュース」として以下のような文章を追加しています。

n unrelated news: I finally gave up on my attempt at using a quieter low-profile keyboard: I gave it half a year thinking I'd get used to it, but I'm back to the noisy clackety-clack of clicky blue cherry switches. It seems I need the audible (or perhaps tactile) feedback to avoid the typing mistakes that I just kept doing.

I'm not sure why I even tried, since it's not like I'm in some office where the noise of my keyboard can disturb others.

I mention this only in case people have reacted to my typos. Or maybe it's just me, and I'm just conveniently blaming the keyboard.

Anyway, going forward, I will now conveniently blame autocorrect since I can't blame the keyboard. Just FYI.

関係ない話だけど、静音・薄型キーボードを使うのはついに諦めたよ。半年くらい頑張って慣れようとしてみたけど、結局カチャカチャうるさい「青軸のクリック感満載キーボード」に戻った。どうも、タイプミスを避けるにはあの音(あるいは感触)が必要らしい。

そもそも、なんで静かなやつに変えようとしたのかもよくわからないんだよね。別にオフィスで他の人の迷惑になるとか、そういう状況でもないし。

この話をするのは、もし誰かが僕のタイプミスに気づいてたら…っていう理由もある。あるいは、単に自分がヘマしてるだけで、キーボードのせいにしてるだけかもしれないけどね。

ともあれ、これからはキーボードのせいにはできないので、代わりに「オートコレクト(自動修正)」のせいにすることにするよ。よろしく!

Linus氏は、そもそもなぜ静かなキーボードに変えようとしたのか分からないとし、タイプミスを減らすためにメカニカルキーボードの音が重要だったとキーボード変更の理由を説明しています、タイプミスは「今後はオートコレクトのせいにすることにする」とのこと。

Cherry MX青軸は、メカニカルキーボードのスイッチの中でも特にクリック感と打鍵音が特徴的なスイッチです。打鍵音が大きいため、オフィスや静かな環境では使いづらいというデメリットもありますが、Linus氏は在宅ワークのパイオニアであるためその点は問題はないそうです。

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