LLVM 5.0がリリース - C++17のサポート、コルーチン、最適化の改善など多数の新機能

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LLVM開発チームのHans Wennborg氏は7日、LLVMの最新版「LLVM 5.0」のリリースを発表しました(Phoronixリリースノート)。またコンパイラフロントエンドClangの最新版v5.0も同時に公開されています。

LLVMはコンパイル時、リンク時、実行時などあらゆる時点でプログラムを最適化するよう設計された、任意のプログラミング言語に対応可能なコンパイラ基盤(by Wikipedia)で、最新版のソースコードを公式サイトよりダウンロードすることができます。

LLVM 5.0ではARMやMPSをターゲットにした多数の改善や、POWER ISA 3.0のサポートの改良、AMD Ryzenのスケジューラーの初期サポート、 Intel Goldmont CPUのサポート、Radeon Vegaの初期サポートなど多数の新機能が追加されています。

またClang 5.0ではC++17のサポートや、C++コルーチンなど多数のC/C++に関連した機能が改良されています。そのほかLLDのELFの改良などリンカーに関連した機能の変更も含め、多数の変更が行われています。

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