Appleが今年発売すると予想されている新型の「Mac Pro」は、2019年モデルと同様のデザインを採用するものの、アップグレード性能が大幅に制限される可能性が高いとBloombergのMark Gurman氏が報告しています(MacRumors)。
現行のIntel搭載Mac Proは、モジュール式でアップグレード可能な設計が人気を博しており、最大1.5TBのメモリを搭載可能なほか、8つのPCIe拡張スロットを搭載し、GPUも自由に構成可能です。
Mac Proに搭載されるチップはM2 Extremeがキャンセルされたと報じられていることから、M2 Maxチップを2つ連結したM2 Ultraチップになると見込まれていて、最大24コアのCPU、最大76コアのGPU、少なくとも192GBのモリを搭載すると予想されます。
The next Mac Pro may lack user upgradeable GPUs in addition to non-upgradeable RAM. Right now Apple Silicon Macs don’t support external GPUs and you have to use whatever configuration you buy on Apple’s website. But the Mac Pro GPU will be powerful with up to 76 cores.
— Mark Gurman (@markgurman) January 26, 2023
Gurman氏はアップグレード不可能なRAMに加え「アップグレード可能なGPUが搭載されないかもしれない」と示唆しており、ユーザーがアップグレードできるコンポーネントはストレージのみということになります。ケース内に残された大きなスペースには高性能な冷却システムが搭載され、Mac Studioとの差別化が行われる見込みです。
