知っていてもハマる?macOSシステム設定画面の落とし穴

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最近のmacOSではシステム設定画面のデザインが大きくかわりました。

iOSやiPadOSの設定画面のデザインに寄せられてサイドバー形式になったのですが、以前と比べて一覧性に欠けるという批判も寄せられています。

設定画面のデザインの変更はトップ画面だけに留まらず、個別の設定画面におよんでいるため、UIの変更を理解していいないと思わぬ場所ではまってしまうこともあります。

以下具体例を紹介します。

ネットワーク共有ができない?

先日、実際にしばらく悩んでしまったこととして、「ファイル共有」の問題があります。

Windows PCとフォルダの共有をしたいと思い、システム設定画面で「一般 > 共有 > ファイル共有」を選択したのですが、共有フォルダを追加するための「+」アイコンがみつからないのです(当然共有フォルダを削除するための「ー」ボタンもありません)。

▲Appleの公式サポートドキュメント「Macでファイル共有を設定する」を確認すると、左下に「+」「ー」ボタンが表示されるはずですが、完全に無くなっています。

何かボタンが表示されない条件があるのかと思い、AIに質問したり、Googleで検索したりいろいろ試行錯誤していたところ、ふと画面の右端にスクロールバーが存在することに気がつきました。

▲下にスクロールすると「+」「ー」ボタンがあらわれました。

ボタンが無くなったわけではなく、スクロール可能領域に隠されていただけという馬鹿馬鹿しい結論ですが、設定画面をスクロールするという概念がなく、盲点となっていてなかなか気がつきませんでした。

なお、大元の設定画面のサイズ小さくしていると、個別の設定画面も小さくなり、結果スクロールバーが現れやすくなる模様です。要素が見切れるのを避けたい場合、元の設定画面のサイズを大きめにしておいた方がよさそうです。

▲比較のため以前の設定画面はこちら。

まとめ

以前のmacOSの設定画面はだいたいスクロールバー無しで表示されていたと思いますが、最近の設定画面はスクロールバーが表示されることがあります。macOSに慣れている方でも要注意かもしれません。

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