Microsoftは2月7日(現地時間)、AIを搭載したまったく新しいBing検索エンジンとEdgeブラウザを発表しました(公式ブログ)。現在Bing.comでプレビュー版が提供されています。
新しいBingでは検索、ブラウジング、チャットがまとめられていて、Web上のどこからでも呼び出すことができるようになっています。
主な機能は以下の通りです。
- 検索の改善。スポーツのスコアや株価、天気といったシンプルな質問に対し、より関連性の高い検索結果を提供するとともに、必要に応じてより包括的な回答を表示する新しいサイドバーを備えている。
- 回答を完結させる。ウェブ全体の検索結果を検証して、探している答えを見つけてまとめることができる。例えばケーキの卵を別の材料に置き換える方法について、複数の結果をスクロールすることなく、その場で詳しい説明を得ることができる。
- 新しいチャット体験。より複雑な検索(旅行計画の立案や購入するテレビのリサーチなど)には、インタラクティブなチャットを提供する。チャットによって完全な答えが得られるまで検索を絞り込むことができる。
- 創造的なひらめき。メールの作成や旅行や宿泊の予約、面接の準備、クイズの作成など創造性が必要なさまざまな場面をサポート。
- 新しいMicrosoft Edgeの体験。新しいAI機能と新しい外観を備えたEdgeブラウザを導入。Edgeサイドバーで文章の要約や投稿作成のアシストが可能に。
新しいBingには、ChatGPTよりも強力で検索用にカスタマイズされた次世代OpenAIモデルが採用されています。また、OpenAIモデルの力を最大限に活用する「Microsoft Prometheus」と呼ばれる独自の技術によって、より関連性の高い、タイムリーで的を得た結果を表示することができるようになっています。