CNBCの報道によると、米国時間6月5日の取引終了時の時価総額でNvidiaがAppleを超え、米国で2番目に価値の高い企業となった事がわかりました。
Nvidiaの株価は5.16%上昇し、1株あたり1224.40ドルで取引を終え、時価総額は3兆190億ドルに到達しています。Appleの時価総額である2兆9900億ドルを超えたNvidiaは、Microsoftについで米国内で2番目に時価総額が高い公開企業ということなります。
Nvidiaの株価は5月22日に発表された四半期決算以来24%も上昇しました。同社の売上高は260億ドルで、2023年の同四半期の売上高71億9000万ドルを大きく上回り、今四半期は280億ドルの収益を達成するとみこまれています。
Nvidiaの株価の大幅な上昇の理由は、MicrosoftのCopilotやOpenAIのChatGPTなど、AIシステムのために必要な、AI GPUの需要によるものです。Computex 2024でNvidiaは、2025年発売予定の「Rubin」というコードネームを持つ新しいAI GPUアーキテクチャを公開しました。
Nvidiaはコードネーム「Blackwell」と呼ばれる次世代AI GPUチップにも取り組んでいて、
AIチップを数年ごとではなく毎年リリースする予定です。AIブームが続く限り、NVidiaの勢いも止まりそうにありません。
[via Neowin]