1990年12月20日に世界初のWebページが公開された「World Wide Web」。
記事執筆時、30年ほどの歴史を持ち、古くからのユーザーのなかには、Web立ち上げ時の当時のブラウザーを使って、昔のWebサイトを再び閲覧してみたいという方もいるかもしれません。
本日紹介する「OldWeb.today」はそのような要望を叶えることができるWebサービスです。エミュレートされた(古い)複数のブラウザと、Flashエミュレータを使用して、任意のウェブサイトを閲覧することができ、現在のWebサイトだけでなく、Web Archiveに接続することができます。
以下使用方法を説明します。
OldWeb.todayの使用方法
公式サイト「oldweb.today」をブラウザで開き、ブラウザを選択すると「http://geocities.com/」の1996年当時のサイトが表示されます。
▲ブラウザは「NCSA Mosaic 2」「NCSA Mosaic 3」「Netscape Navigator 3」「Netscape Navigator 4」「IE 4」「IE 5」「IE 6」など懐かしのブラウザが揃っています。
URLは任意のURLを入力することがきますが、日本語のサイト(例えばhttp://www.yahoo.co.jp)は、文字化けして表示されました。「BROWSE LIVE WEB」を選択すると現在のWebサイトのコンテンツが、「BROWSE ARCHIVES AT」を選べばWeb Archiveに保存されたサイトのコンテンツが閲覧できます。
まとめ
OldWeb.todayを利用することで、懐かしのWebサイトの雰囲気を楽しむことができます。ソースコードもGitHubで公開されていますので、仕組みが気になるかたは参照してみると新たな発見があるかもしれません。