内蔵ストレージの容量が少なく、外部ドライブを常用しているMacユーザーに朗報です。MicrosoftがMac用のOneDriveクライアントをアップデートし、取り外し可能なドライブ(リムーバブルドライブ)をサポートしたことを発表しました。
Microsoftは2025年初頭にOneDrive for Macで外部ドライブをサポートしましたが、最初のリリースでは取り外し可能なドライブはサポートされていませんでした。同社はユーザーからこの変更に関する多くのフィードバックを受け、取り外し可能ドライブへのファイル同期ができない問題に対処することになります。
OneDriveの外部ドライブサポートは、内部ストレージへのファイル同期と同じ方式で機能しますが、ドライブを取り外すとエラーが発生し、同期を再開するには、ドライブを再接続したあと、OneDriveを再起動する必要があります。
外部ドライブはAPFS(Apple File System)でフォーマットされ、FileVaultで保護されている必要があります。現在、読み取り専用、ネットワーク、隔離されたドライブはサポートされていません。また、macOS 15.0以降とOneDrive Version 25.097以降が必要となります。現時点では外部ドライブのサポートはインサイダー向けのみですが、近日中に広く展開される予定です。
なお、外部ドライブをMac間で移動させて使用することはできず、外部ドライブを接続した新しいMacごとに、OneDriveを再設定する必要があります。
OneDrive for Macの外部ドライブのサポートに関する詳細は、公式Tech Communityウェブサイトの記事でご確認ください。