一般に流通している商用目的のソフトウェア(プロプライエタリソフトウェア)は、ソースコードが公開されておらず、ユーザーが目的に応じてソフトウェアを変更することができません。
また提供する企業側の都合により、ある日突然サポートが終了することもあり、そうなれば熱心なユーザーほどダメージを受けることになります。本日紹介する「Opensourcealternative.to」は、このようなプロプライエタリソフトウェアを置き換えることができる、オープンソースソフトウェアのデータベースサイトでです。
開発者のJonathan Reimer氏は、オープンソースソフトウェアのファンで、資金もなくビジネスモデルも難しいオープンソースプロジェクトを応援するために、このプロジェクトを開始したと説明しています。
Opensourcealternative.toは、以下のような特徴を持っています。
- プロプライエタリなソフトウェアの代替となる300以上のオープンソースソフトのデータベース。
- カテゴリ、ライセンス、言語による検索機能とフィルター機能。
- 各プロジェクトのSEOに最適化されたランディングページ。
- 毎日更新されるGitHubのメトリクス。
- 新しいプロジェクトを簡単に登録するためのフォーム
以下使用方法を説明します。
Opensourcealternative.to
Opensourcealternative.toを使用するには、トップページにある検索ボックスを利用します。
▲例えば「Evernote」と入力して検索すると、代替ソフトとして「Joplin」が表示されます。
▲「Illustrator」を検索してみると「Inkscape」が表示されます。
検索するだけでなくカテゴリ毎のオープンソースソフトウェアの一覧を表示することもできます。
▲画面上部にあるボタンがカテゴリを示しており、例えば「Password Mnager」ボタンをクリックすると、パスワード管理ソフトが一覧表示されます。
各ソフトウェアの詳細ページは位kあのような情報が表示されます。
▲ソフトウェアの説明やサイトへのリンク、ライセンス、作成言語、スターの数、フォークの数、Issueの数などが確認可能です。
まとめ
Opensourcealternative.toは、人気商用ソフトに対応するオープンソースソフトを探すことができるWebサイトです。無料で使用できるソフトを探している方や、自分のデータをより自由に活用したいと思っている方は活用してみてはいかがでしょうか。