Rails 7.0がリリース - ビジョンを実現するバージョン

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Rails開発者のDavid Heinemeier Hansson(dhh)氏は12月15日(現地時間)、Railsのメジャーバージョンアップ版「Rails 7.0」を正式にリリースしました(公式ブログ)。

同氏によると、新バージョンは何年も前から構想されていたもので、フロントエンドとバックエンドの両方の課題に等しく取り組む、Web開発における真のフルスタックアプローチを提示するビジョンを実現したとのことです。数年前はコアとなる技術が存在せず不可能だったものの、ES6/ESMのブラウザサポートの進歩やHTTP/2の普及、インポートマップの導入などによって実現可能になったそうです。

Rails 7ではフロントエンドに関連した処理で大きな変更が行われています。これまでモダンなJavaScriptを書くために使用されてきたWebpackerが、npmパッケージを使わずNodeなしでJavaScriptを記述する方法で置き換えられます。TurbolinksとRails UJSがStimulusとTurboを組み合わせたHotwireに置き換えられ、node_modulesの依存関係や、bundlerの複雑な設定を行う必要が無くなります。

HEYから抽出された暗号化属性がActive Recordに追加され、機密性が高い属性を暗号化することで、セキュリティレイヤーを追加することができるようになっています。これにより例えば攻撃者がデータベースやそのスナップショット、アプリケーションログにアクセスしたとしても、暗号化された情報を読み取ることが不可能となります。

他にも、SQLコメントタグを使ってクエリの起源を追跡できる機能や、非同期のクエリ・ロード、 Railsの自動ロード機能のZeitwerkコードローダーのみへの置き換えなどさまざまな新機能が追加されています。

新機能の詳細はリリースノートで確認可能です。

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