Ruby on Railsで作られたプロジェクト管理ツール「Redmine」の最新版「Redmine 5.0.0」が3月28日に公開されました。メンテナンスリリースとしてRedmine 4.2.5、4.1.7も同時に公開されています。
Redmine 5.0.0は143以上の変更を含むメジャーバージョンアップ版で、主な新機能は以下の通りです。
- Zeitwerkオートローディングを使用するRails 6.1への移行。Zeitwerkオートローダーに切り替えると一部のプラグインが壊れるため、プラグイン開発者が互換性の問題を修正する必要がある。
- Redcarpetベースの既存のMarkdownフォーマッターの代替として、CommonMark Markdown(GitHub Flavored)フォーマッターを導入。
- ウォッチャーの追加権限を持つ他のユーザが@オートコンプリートを使用してユーザを言及できるように。
- カスタムクエリの発行。インスタンス、プロジェクト、ユーザーごとのデフォルトクエリ。
- Wikiページにウォッチャーを追加する機能。
- Issueをノートでフィルタリングしたり、ファァイルの説明でフィルタリングしたりすることができるように。
- "Contains"演算子が複数の検索項目をサポートするように。
- 二要素認証の改良:特定のグループのみ、または管理者権限を持つユーザーのみ有効にすることができるように。
変更点の詳細はChangelogで確認可能です。