Windowsのブート可能なUSBメディアを作成することができる人気ツール「Rufus」の最新版v4.4が公開されました。現在最新版を公式WebサイトやGitHubからダウンロードすることができます。
Rufus 4.4ではGRUB 2.12(Unix系OS用のブートローダー)をサポートしたほか、UEFIブートローダに壊れたシンボリックリンクを使うディストロ(Mint 21.3 など)の回避策が追加されています。.FFUイメージを保存する際のクラッシュの修正や、Microsoft Dev Driveがリストされる問題の修正、SDCX カードリーダーのサポートの改良も行われています。
リリースノートは以下の通りです:
- Add workaround for distros that use broken symbolic links as their UEFI bootloaders (such as Mint 21.3)
- Add support for GRUB 2.12
- Fix a crash when saving
.ffu
images- Fix UEFI:NTFS partition not being added, in MBR mode, for some Linux ISOs
- Prevent Microsoft Dev Drives from being listed [#2395]
- Improve support for SDXC card readers
- Improve Large FAT32 formatting by aligning start of data regions to 1 MB (courtesy of Fred) [#2387]
Rufusは起動可能なWindowsのインストールメディアを作成することができるユーティリティで、MicrosoftからISOファイルをダウンロードすることもできます。また、Windows 11のシステム要件(TPM、セキュアブート、UEFI、4GBのRAM、Microsoftアカウント)をパイパスする追加機能も提供しています。
Rufusは現在Windows 8以降をサポートしていて、ARMプロセッサを搭載したシステムでも動作します。
Rufusの使用方法は以下の記事で説明しています。
タイトル | Rufus | |
---|---|---|
公式サイト | https://rufus.akeo.ie/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7472-rufus | |
説明 | 起動可能なUSBドライブを簡単に作成することができるソフトウェア。 |