単体ファイルで構成されたC/C++ライブラリのリスト「Single-file public-domain/open source libraries with minimal dependencies」が公開されています。
CやC++言語は歴史の長いプログラミング言語で、便利なオープンソースのライブラリも多数公開されていますが、自作のプログラムに組み込む場合、手順が複雑で、作業が面倒くさいことから、使用を断念した経験のある開発者の方も多いかもしれません。
ここには、1個または2個のファイルで構成されたライブラリだけがストアップされているので、自作ライブラリに容易に組み込むことが可能なのです。
リストに含まれるライブラリは以下のルールに従っています。
- ライブラリはC or C++で動作する(理想的には両方で)
- ライブラリは一つ以上のプラットフォームで有用(理想的にはメジャーな全てのデスクトップ・モバイル環境で)
- ライブラリは32bit/64bitプラットフォームで動作可能
- ライブラリは最大2つのファイルで構成
ライブラリはカテゴリで分類され2D/3Dグラフィックス、AI、AR、オーディオ圧縮、暗号化などさまざまなジャンルごとに整理されています。
例えば「files & filenames」カテゴリのライブラリは以下の通り。
▲個別の情報として、ライブラリへのリンクのほかライセンス、API、ファイルの数、説明が掲載されています。
最近は新しいプログラミング言語も多数登場していますが、C/C++言語の人気はまだまだ根強いものがあります。開発者の方はブックマークしておいて損はないページではないでしょうか。