Microsoftは15日(現地時間)、Linuxディストリビューション「Ubuntu」の最新LTS(長期サポート版)「Ubuntu 18.04」がMicrosoft Storeで公開されたことを発表しました(MSPoweruser)。
Ubuntu 18.04自体は先月4月に公開済みなので、今回Microsoft Storeでは、一ヶ月遅れで入手可能になったことになります。MicrosoftのTara Raj氏はは以下のようなコメントを述べています。
We’re happy to announce that Ubuntu 18.04 is now available in the Microsoft store. You might be asking why there are a couple different Ubuntu apps and what we plan to do with those. The Ubuntu apps you see in the Store are published by Canonical. We partner with them to release the apps and test them on WSL. As per Canonical’s LTS schedule, both Ubuntu 16.04 and 18.04 are supported for 3 years. Keeping this overlap in support in mind, “Ubuntu” is still 16.04 and “Ubuntu 18.04” is as named. We will be Updating the Store descriptions and such shortly.
Ubuntu 18.04がMicrosoft Storeで入手できるようになったことをお知らせします。 Ubuntuにいくつかのアプリが存在するのはなぜか、またUbuntuのアプリで何をしようとしているのか質問したいかもしれません。Storeで公開されているUbuntuのアプリケーションはCanonicalによって公開されています。 MicrosoftはCanonicalと提携してアプリケーションをリリースし、WSLでテストします。 CanonicalのLTSスケジュールに従ってUbuntu 16.04と18.04の両方が3年間サポートされています。 この重複を念頭に置くと「Ubuntu」はまだ16.04で、(今回された新バージョンには)「Ubuntu 18.04」という名前が付けられています。 まもなくStoreの説明などが更新されます。
実際にMicrosoft Storeで検索してみると、記事執筆時「Ubuntu」はv16.04、「Ubuntu 18.04」がv18.04と2種類のLTS版Ubuntuが公開されている事がわかります。
Microsoftはまた、Windows Insiders Build向けの新機能として、Linuxシェルがエクスプローラーから直接起動できるようになることも明らかにしています。
▲エクスプローラーのコンテキストメニューに「Open Linux shell here」というメニューが追加され、PowerShellのように指定のフォルダをカレントフォルダとしてLinuxシェルが起動できるようになるとのこと。