Microsoftは5月19日(現地時間)、Windows 10 22H2/21H2向けの更新プログラムKB5061768を公開しました。
Windows 10では、2025年5月の更新プログラムKB5058379を適用した環境で、BitLockerの問題が発生することが確認されています。第10 世代以降のIntel vProプロセッサでIntel Trusted Execution Technology(TXT)が有効になっているデバイスに影響し、LSASSが予期せず終了し、BitLocker 回復画面が表示されることがあるというものです。
KB5061768はこの問題に対処するための定例外の更新プログラムです。
リリースノートは以下の通りです。
- [OS セキュリティ (既知の問題)] 修正済み: 第 10 世代以降の Intel vPro プロセッサで Intel Trusted Execution Technology (TXT) が有効になっているデバイスの既知の問題。 これらのシステムでは、2025 年 5 月 13 日に Windows セキュリティ更新プログラム (KB5058379) をインストールすると、ローカル セキュリティ機関サブシステム サービス (LSASS) プロセスが予期せず終了し、BitLocker 回復キーの続行を求める自動修復がトリガーされる可能性があります。
更新プログラムはMicrosoft Update Catalogからダウンロードしてインストールすることができます。
