最近Windows 11で日本語を入力する際、正しく変換が行われない問題に悩まされていました。
IMEを起動して文字を入力し、スペースキーで日本語に変換しようとしても、変換が行われず、半角スペースがそのまま入力されるという問題です。
Windows 11の最近の更新プログラムには、IMEに関連した既知の不具合が含まれていたこともあり、そのせいかと思って放置していたのですが、調べてみると想定外の原因が存在しました。
以下、解決方法を説明します。
PowerToysのQuick Accentが原因か
今回の問題を調べていたところ、こちらのツイートで原因が判明しました。PowerToysのQuick Accentをオフにすると謎の空白が混ざらなくなるというものです。
▲PowerToysのQuick Accentは、アクセント付きの文字を簡単に入力するための機能で、アクセントを追加する文字のキー(例えばa)を押しながらアクティブ化キー(スペースキーまたは左右方向キー)を押すと、アクセント付き文字を選択するためのオーバーレイが表示されるというものです。
デフォルトで有効になっており、PowerToysのQuick Accent設定画面で、「Quick Accentを有効にする」をオフにすると無効化することができます。
これでスペースキーによる変換が正常に動作するようになりました。PowerToysのリポジトリにはIssueが登録されているので今後解決することを期待したいと思います。
まとめ
Windows 11/10でPowerToysを使っていて、日本語変換が正しく行われない場合、Quick Accentをオフにすると問題が解決する可能性があります。
PowerToysのインストール方法に関しては以下の記事で説明しています。
Windows 11を使いこなすための情報は以下のページにまとめています。