最近はSpotifyやApple Musicなどのクラウドベースの音楽サービスが人気を集めています。
しかし手元のMacやWindows PCに大量の音楽ファイルを保存しているならば、Appleが提供する「ホームシェアリング」をつかってさまざまなデバイスで音楽を楽しむことができます。
この機能を使えば、PCやMacに保存したメディアを別のPCやMac、iPhone、iPad、Apple TVなどと共有することができます。Wi-Fi環境さえあればOKなので、データ通信量や余計な出費をかけずに楽しむことができます。
以下、MacとWindows PCでホームシェアリングを設定・使用する方法を説明します。
ホームシェアリングを設定する
まずはメディアライブラリを提供する側の設定です。
Windows側の設定:
▲iTunes for Windowsを起動し「ファイル > ホームシェアリング > ホームシェアリングをオン」を選択します。
Macの設定:
▲「システム環境設定 > 一般 > 共有」を選択します。「メディア共有」の横にある「i」アイコンをクリックし、「ホームシェアリング」にチェックを入れます。
ホームシェアリングを使用する
まず、接続される側で、iTunesまたはミュージックアプリを起動しておきます。
接続する側で以下の操作を行います。
Windowsでホームシェアリングを使用する:
▲iTunesを起動し、左上の「ミュージック」をクリックします。下のほうにある共有されたライブラリを選択します。
Macでホームシェアリングを使用する:
▲ミュージックアプリを起動し、左上の「ライブラリ」をクリックします。共有されたライブラリを選択します。
これでリモートのメディアライブラリを使って音楽を再生することができるはずです。
ホームシェアリングはApple TV、iPhone、iPadなどからも利用することができます。詳細は以下のリンクで確認可能です。
まとめ
Appleのホームシェアリングは以前から存在する機能ですが、最近は使っている方はあまり多くないかもしれません。しかし追加料金不要で音楽を共有することができる便利な機能です。