懸念されるパフォーマンスへの影響を解消しつつWindows 11にさらなるデザイン変更がやってくる?

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Windows 11 Hero wallpaper 1024x576

Microsoftが、「Mica」を拡張し、Windows 11用のネイティブアプリのタイトルバー等、これまでMicaが適用されなかった箇所にもMicaの恩恵がもたらされるようになる可能性があると、Windows Latestが伝えています。

記事によると、Microsoftはすでに2022年秋に公開予定の「Windows 11 22H2」の新機能の開発に着手しており、その中には、Mica+Fluentをさらに多くのアプリに導入し、OSの既存のインターフェイスを改善する計画も含まれているとのこと。

Fluent DesignはWindows 10で導入され、Windows 11でも継承されているデザイン言語で、Windows 8のフラットスタイルから脱却するため、光や深みを取り入れています。例えばメニューやダイアログの背景、アプリのウィンドウ全体を半透明にする「Acrylic」などのデザイン素材が特徴です。

Windows 11でMicrosoftは、Fluent Designファミリーに「Mica」と呼ばれる新しいデザイン素材を追加し、デスクトップの壁紙が透けて見える半透明のぼかし効果を導入しました。Micaは微妙な変化ですが、デスクトップの壁紙を一度サンプリングして視覚化を行うため、Acrylicより高速に動作することが期待されています。

現時点でWindows 11のMicaはすべてのモダンアプリで動作するわけではありませんが、これが変更される可能性があり、Micaがモダンアプリや、レガシーアプリにまで拡張される計画が存在することがわかったとのことです。

Mica dark mode

Microsoftは新しいビルドで「MicaBakdlopInApplicationFrameHostTitlebar」という名前のフラグのテストをしていて、このフラグによってFeedback Hubのようなアプリのタイトルバーでも、Windows 11のMica効果が有効になると予想されています。

またMicrosoftは、「Tabbed」と呼ばれる別のデザイン素材を実験しており、これはMicaをベースとしているか、Micaの亜種である可能性があるそうです。

Tabbed

上記「System Backdrop Types」のスクリーンショットによると、現在のところ「Tabbed」はMicaの色合いを濃くしたもとなっているようです。

Windows 11の機能アップデートは年に1回のペースで公開される事が予想されているため、目玉機能としてUIの変更が含まれる可能性は大いにありそうです。

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