MicrosoftはWindows 11の改良を進め、リリース直後に指摘された不満点の多くをすでに解消しています。しかし、Windows 10には存在したもののWindows 11になってから使えなくなった機能はやはり存在し、そのような機能の多くはタスクバーに関連したものがほとんどとなっています。
例えば、タスクバーボタンの表示方法を変更する機能もその一つで、昨年11月には起動中のアプリのアイコンを「結合しない」表示が可能になる事を示唆する情報が発見され注目されました。
今回、最新のWindows 11 Dev/Canaryビルドに、この機能をより明確に示唆する情報が含まれていることが、@XenoPanther氏と@PhantomOfEarth氏によって指摘されています。
More signs of a feature for choosing taskbar app grouping behavior/showing labels (in simple terms, never combine is returning) in 25314, could we finally see it soon? New strings:
'Options to group similar windows on taskbar'
'Show labels on taskbar pins' https://t.co/JN4XKSkIdA— PhantomOcean3 (@PhantomOfEarth) March 9, 2023
両氏によると、以下の文字列が含まれていたとのこと:
- DesktopTaskbar_GroupingMode
- DesktopTaskbar_ShowLabels
- SystemSettings_DesktopTaskbar_GroupingMode
- SystemSettings_DesktopTaskbar_ShowLabels
- SystemSettings_DesktopTaskbar_SecondaryMonitorsGroupingMode
- "Options to group similar windows on taskbar"
- "Show labels on taskbar pins"
ただし、Microsoftがこれらの文字列に該当する機能を、実際に実装する予定があるのかは不明です。ひょっとすると、2024年後半に予定されているWindows 12のために変更が保留される可能性もあります。