Microsoftは1月14日(現地時間)、Windows 11/10 PCでBitLockerを有効にすると、管理画面に誤った警告が表示される問題が存在することを明らかにしました。
公式サポートドキュメントによると、この問題は、非管理対象デバイスまたはトラステッド プラットフォーム モジュール(TPM)を搭載したPCで BitLockerを有効にした場合に発生します。
問題が発生すると、BitLockerコントロールパネルなどに、「セキュリティのために、一部の設定は管理者によって管理されます。」というメッセージが表示されることがあるとのことです。
Microsoftはこの問題の解決に向けて取り組んでいて準備ができしだい詳細を伝える予定です。
なお、Windows 11 Version 24H2ではデバイスの自動暗号化の要件が引き下げられ、HomeエディションでもデフォルトでBitLocker暗号化が行われている可能性が増えています。BitLockerはデバイスを暗号化しセキュリティを強化する重要な機能ですが、リカバリやアップデートで問題が発生することもあり、自分のデバイスでBitLockerが使われているかどうかを確認しておくことが重要となります。