人間が機械を扱う際、「ユーザーインターフェース(UI)」が必要となります。
特に複雑な機械であるコンピューターを使うためには、これまでにさまざまなUIが考案されてきましたが、この流れを分かりやすくまとめたサイトが「The History of User Interfaces」です。
開発者やデザイナーのためにUI/UXに関するニュースレターを発行している、Victor Ponamariov氏によって作成されたサイトで、1973年に開発されたXerox Altoから、2007年のMac OS X Snow Leopardまで、それぞれのUIの特徴や代表的な画面が分かりやすくまとめられています。
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Xerox Alto
Xerox Altoは、GUIを持つオペレーティングシステムをサポートするために設計されたコンピュータで、デスクトップのメタファーが採用されました。最初のマシンは1973年3月1日に動き始め、これは、一般消費者向けコンピューターとして初めてGUIを搭載した「Apple Lisa」の10年前ということになります。
Windows 1.0
Windows 1.0は、Microsoft Windowsの最初のメジャーリリースで、米国では1985年11月20日に発売されました。メモ帳や計算機、コントロールパネル等が存在していたことがわかります。
同サイトには他にも、Windows 95やMac OS System 7、KDE 1.0、Windows XPなどコンピューターの歴史に残るUIがまとめられています。UIの歴史に興味のある方は確認してみてはいかがでしょうか。