Appleは先日、WWDC19で2019年秋に公開予定のmacOS 10.15 Catalinaを発表しました。
インストール可能なMacの要件は、2012年以降に発売されたモデルとなっており、macOS Mojaveとほぼ同じとなっています。
- 12インチMacBook
- MacBook Air 2012以降
- MacBook Pro 2012以降
- Mac mini 2012以降
- iMac 2012以降
- iMac Pro
- Mac Pro 2013以降
このmacOS Catalinaをサポート対象外のMacで動かすたの情報交換が、MacRumorのフォーラム「macOS 10.15 Catalina on Unsupported Macs」で行われています。
macOS Mojaveが動かせるなら動かせるはず?
macOS Catalinaは開発者向けBeta 1が公開された段階で、同スレッドにまとめられている情報も日々更新されている状態です。とはいえ現段階ではSSE4.1を搭載したMacで、macOS Mojaveが動作するマシンならば、正式にはサポートされていない機種も含め動作することが予想されています。
Mac Pro 4,1/5.1や、iMac 2010/2011などメタル互換のGPUを搭載した機種では完全な互換性が期待できるものもあるようです。
実際にインストールする場合、@dosdude1氏の作成したmacOS Catalina Patcherを試すことができますが、これはまだ開発途中のツールで、各種ハードウェアパッチを含んでいない模様。
スレッドを管理する@julianfairfax氏はmacOS Patcher 3を公開予定で、9年前のマシンであるMacBook7,1(MacBook 2010)でmacOS Catalinaが動いたとスクリーンショットを公開しています。
非互換器で最新のmacOSを無理矢理動かす場合、ハードウェア関連や画面の描画など、何らかの不具合が生じることが多いのですが、セカンドマシンで実験してみるのは楽しい試みかもしれません。