GoogleがChromeのアドレスバーアイコンが機械学習で制御されるように?

Pexels pixabay 373543

Googleは6月9日(現地時間)、「Building a more helpful browser with machine learning(機械学習でより役立つブラウザを作る)」と題したブログ記事を公開し、Chromeで機械学習の利用を拡大する計画を明らかにしました(gHacks)。

Google Chromeでは、すでに機械学習が利用されていて、アクセシリビリティの向上のためなどに利用されています。今後はこの範囲が拡大され、例えば機械学習を使って、ツールバーのアイコンを調整し、その状況で最も役に立つと考えらえるアクションが表示されるようになる可能性があるとのことです。

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上記Android版Chromeのモックアップは、ユーザーの使用状況を学習し、音声検索のアイコンを表示したり、共有アイコンを表示したりする場合があることを示しています。

機械学習は、ファイルのダウンロード時などに、サイトが安全かブロック必要かを判断するセーフブラウジング機能の改良に活用されており、3月に新しい機械学習モデルをChromeに展開し、悪意のある可能性があるサイトの識別が2.5倍に向上したとのことです。

また機械学習を利用し、ユーザーにとって煩わしくない通知プロンプトを実現するための取り組みもすすめられています。これはユーザーが以前、類似のプロンプトをどのように扱ったかという知識に基づいて、プロンプトが許可される可能性が低い場合を予測し、望ましくないプロンプトを停止することで実現されます。Chromeの次のリリースでこの予測をオンデバイスで行うMLモデルが発表される予定です。

機械学習によって、提案される機能が頻繁に変更される場合、一部のユーザーは予測不可能な動作に戸惑いを感じる場合があるかもしれません。設定によってユーザーが有効・無効を切り替える余地が残されていることを期待したいと思います。

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