iFixit、iPad mini 6を分解し「ゼリースクロール」の闇に迫る

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Apple iPad mini hero 09142021

iFixitがAppleの新型「iPad mini 6」を分解し、新モデルで発生している「ゼリースクロール」問題が引き起こされる原因について詳細な説明を行っています(MacRumors)。

iPad mini 6ではコンテンツをスクロールした際、画面の片側にあるテキストや画像が下に傾いて見える問題が発生しています。この問題は液晶ディスプレイでよくある問題のようですが、iPad miniでは特に顕著に感じれるようです。

iFixitはこの原因がディスプレイを制御するコントローラーボードの配置が関係しているのではないかと分析しています。iPad mini 6はコントローラーボードが左側に縦向きに配置されていますが、問題が発生しないiPad Airでは上部に配置されているのです。またAppleがコストダウンのため安価なディスプレイパネルを使用している可能性もあり、結果としてリフレッシュスキャンが予想以上に顕著になっている可能性もあるとのことです。

Appleはゼリースクロール現象は、正常な動作であると説明していて、iPad mini 6のディスプレイに不満がある場合、14日間の返品期間内に返品する以外の対処方法は存在しない模様です。

なおiFixiはiPad mini 6の修理スコアを3(10が最高)としています。

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