現在世界中にさまざまなメモ/ノートアプリが存在しますが、できれば相互運用性に優れたMarkdown形式を採用したアプリを使いたいと考えている方は多いかもしれません。
本日紹介する「Marker」は、そのような要望に応えることができるMarkdown形式対応のメモアプリです。
RustのGUIフレームワーク「Tauri」を使って作られていて、macOS / Windows / Linuxのマルチプラットフォーム対応なのはもちろん、高速かつ軽量に動作するという特徴を持っています。
以下使用方法を説明します。
Markerの使用方法
GitHubのリリースページから実行ファイルをダウンロードします。
実行ファイルはWindows、Linux、macOS版が存在し、macOS版は以下の二種類が準備されています。
- Marker_1.0.0_aarch64.dmg: Appleシリコン向け
- Marker_1.0.0_x64.dmg: Intel向け
ダウンロードしたdmgファイルの中に含まれるMarker.app
をアプリケーションフォルダにコピーして実行します。アプリは署名されていないため、Finderから右クリックで開いて実行する必要があります。
初回は「プロジェクト」を作成する必要があります。
▲「Add Project」をクリック。
▲名前とプロジェクトのディレクトリを選択して「Add Project」をクリックします。
メイン画面が表示されます。
▲左ペインにある「+」アイコンをクリックすると.mdファイルが追加されます。名前を決めて選択すると、編集画面が表示されます。タイトル、サブタイトル、本文の入力欄があります。
▲Markdown形式で入力でき、箇条書き等はその場でプレビュー表示されます。
右上の「Publish」ボタンをクリックすると以下のような画面が表示されます。
▲gitを使ってcommit & pushする機能のようです(gitリポジトリのセットアップは自分でする必要あり?)。
まとめ
MarkerはMarkdown対応のメモアプリです。今のところドキュメントは存在せず、機能は少なめですが、Tauriによって作られている影響か、使用メモリが少なく高速に動作するという優れた特徴を持っています。Hacker Newsでもこのアプリに関する議論が行われていますのでご参考までに。
タイトル | Maker | |
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公式サイト | https://marker.pages.dev/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7754-maker | |
説明 | Tauriで作られたMarkdown対応のメモアプリ。 |