セキュリティ企業AV-Comparativesが、企業向けのマルウェア対策ソフトに関して、LSASSクレデンシャルダンプ保護テスト( LSASS credential dumping protection test)を実施し、Microsoft Defender for Endpointが満点を獲得したことがわかりました(Neowin)。
LSASS(Local Security Authority Subsystem Service)は、Windowsコンピュータにサインインするユーザーを認証するサービスで、攻撃者はLSASSプロセスのダンプを利用してドメインユーザーから有用な認証情報を盗み出すことがあります。
実施されたLSASSクレデンシャルダンプテストでは、15種類の攻撃方法が使用されましたが、Defender for Endpointはそれらすべてのブロックに成功しました。
高い評価を得たAvast Ultimate Business Security、Bitdefender GravityZone Business Security Enterprise、Kaspersky Endpoint Detection and Response Expert、Microsoft Defender for Endpointのテスト結果は以下の通りです。
Microsoft Defender for Endpointの場合、Windowsに組み込まれているセキュリティ機能である、Protected Process Light(PPL)とAttack Surface Reduction(ASR)利用することで、ブロックに成功したとのことです。