
Microsoftは10月21日(現地時間)、Windows 11/10向けの生産性向上ツール「PowerToys 0.102」を公開しました。
新バージョンでは「Mouse Button Lock」と「CursorHide」という2つのマウス関連機能が追加されたほか、Command Paletteの使い勝手の向上、ZoomItの強化、複数のコマンドラインツールの追加などが行われた盛りだくさんな内容となっています。
「Mouse Button Lock」と「CursorHide」

今回の目玉機能のひとつが「Mouse Button Lock」です。
この機能を使うと、マウスボタンをしばらく押したあとに指を離しても、Windows側では押し続けている状態として認識されます。そのため、ファイルのドラッグ&ドロップや範囲選択といった操作を、ボタンを押しっぱなしにすることなく続けられます。
特に大きな画面での作業や、グラフィック系アプリケーションでの細かな選択操作、あるいは長時間ボタンを押し続けるのが負担になるユーザーにとって便利な機能といえそうです。
もうひとつの新機能「CursorHide」は、マウスポインターを自動的に隠す機能で、文字入力中や一定時間マウス操作がない場合にカーソルを非表示にできます。再びマウスを動かすとポインターは表示されるため、文章作成やコード編集時にカーソルが邪魔になる場面で活躍します。
Command Paletteがさらに使いやすく進化

PowerToysのCommand Paletteにも改善が加えられました。
新たにクイックアクセスシェルフが追加され、お気に入りとして登録したコマンドを検索ボックスの下に表示できるようになりました。「Alt+1」から「Alt+9」のショートカットで素早く呼び出せるため、頻繁に利用する操作へのアクセスが容易になります。
コマンドライン機能も大幅拡充

今回のリリースでは、PowerToysの各機能をコマンドラインから利用するためのツールも追加されました。
Advanced PasteではUIを開かずに貼り付け処理を実行でき、Light SwitchではWindowsテーマの状態確認や切り替えができます。また、SettingsでPowerToys機能の有効・無効を管理したり、Peekでファイルやフォルダーをプレビューしたりすることもできます。
PowerToysを日常的に活用する上級ユーザーやスクリプトを組む管理者にとっては、特に注目したい強化ポイントです。
その他、画面共有やプレゼンテーションで利用されるZoomItも強化されています。新たに「Snip with dictation」が追加され、画面を切り抜く際に音声で説明を入力できるようになりました。ズーム時のアニメーション改善や録画音声の品質向上、特定環境で録音できなくなる問題の修正も実施されています。
まとめ
PowerToys 0.102は、Windowsの実用性を大きく引き上げる新機能が追加されたアップデートです、特に「Mouse Button Lock」は、これまで地味に面倒だった長時間のドラッグ操作を快適にしてくれる機能として注目されそうです。CursorHideによる作業環境の改善やCommand Paletteの利便性向上、ZoomItの音声入力対応など、日常的にPowerToysを利用するユーザーほど恩恵を感じられるアップデートとなっています。
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タイトル | PowerToys |
|---|---|---|
| 公式サイト | https://github.com/microsoft/PowerToys | |
| ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7650-power-toys | |
| 説明 | Microsoftによるパワフルな生産性向上ユーティリティ集。 |

