自然な会話ができるAIチャットボット「ChatGPT」が世界中で話題となっているなか、イタリアは、ChatGPTのAIモデルのトレーニングのために実施されているデータ収集が、ユーザーのプライバシーを侵害しているとし、ChatGPTの使用を一時的に禁止したと報じられています。
使用禁止は一時的なもので、今後解消される可能性はありますが、イタリア国内のユーザーにとってはもどかしい状況といえるかもしれません。この問題を解決するためのChatGPTクローン「PizzaGPT」が公開されています。
Hacker Newsの説明によると、作者は海外在住のイタリア人で、イタリア国内に住む両親や友人などのために、Webサイトを作成したとのこと。
Nuxt 3、Tailwind、DaisyUIを使用し、OpenAI completions APIのラッパー/チャットインターフェイスを実装したものなので無料版のChatGPTと同じ回答を得ることができると説明しています。
▲試しに「イタリアからも使えますか」と質問。
同氏は、多くのユーザーが使用するようになった場合に備えて寄付ボタンを追加。ピザ1枚分の金額を寄付することで、運営を継続できると理解を求めています。
