イーロン・マスク後のTwitterを嫌い、Mastodonのユーザーが200万人以上増加

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イーロン・マスク氏は、Twitteを買収した後もさまざまな話題を振りまき続けています。直近でも、自身がTwitterのトップを降りるべきかを問う信任投票を行って話題となっていたなか、ライバルのソーシャルネットワークサービス「Mastodon」のアクティブユーザー数が200万人以上増加していた事がわかりました。

MastodonのCEO兼創設者かつ主任開発者のEugen Rochko氏が12月20日に公開したブログ記事「Twitter suspends Mastodon account, prevents sharing links(TwitterがMastodonのアカウントを停止、リンクの共有を不可に)」によると、10月から11月にかけて、約30万人だった月間アクティブユーザーが250万に急増したとのこと。マスク氏は10月下旬にTwitterを正式に買収したため、Mastodonのユーザーの増加はこのイベントに対応したものだと考えられます。

Rochko氏は、TwitterがMastodonへのリンクを禁止したこと等にも言及し、「この行為は、中央集権的なプラットフォームが、ユーザーのソーシャルグラフを人質に取り、言えることと言えないことに恣意的で不公平な制限を課すことができるということを明確に示すものだ」と批判しています。一方、Mastodonについては、余計な仲介者が存在せず、特にジャーナリストや政府機関にとって、私的なプラットフォームに依存しなくても良いことがメリットだと説明しています。

Mastodonはオープンソースソフトであるため、Mastodonのサーバー(インスタンス)を誰でも自分で立ち上げることができ、完全に自分のコントロール下でソーシャルメディアを運営することができるからです。

Twitterの混乱によって注目を集めているのは、Mastodonだけでははなく、DiscordやTumblr、Redditといった既存のソーシャルネットワークサービスも存在感を増しています。しかし、それらの中で最もTwitterに近い使用感を持っているのはMastodonであり、今後さらに注目を集めることになりそうです。

[via The Verge]

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