
Windows NT 4.0時代のオリジナルタスクマネージャーを作成した伝説の開発者Dave W. Plummer氏が、Mac、Linux、Windowsで動作する現代版の「Task Manager OG(TMOG)」を公開しています。
現在ベータ版が公開されて無料でダウンロードして使うことができますが、TMOGを開発したのは、息子さんの急性虫垂炎の治療待ち時時間で、MacBook Air M5を片手にAIを利用してコツコツ仕上げたという裏話があったことがわかりました。
プロジェクトの背景:107ページの仕様書をClaude Codeへ
Plummer氏は、Windows NT 4.0(1996年)で初代作成したレジェンドとして知られていますが、今回作成したTMOGは、107ページもの仕様書をAI(Claude Codeに読み込ませて生成したvibe-codedアプリとのことです。最初のバージョンはわずか4時間半で動く状態まで到達したそうで、AIによるコード生成の実践例としても興味深い内容です。
I wrote a new Task Manager that runs natively on Windows, macOS, and Linux. You can get it now at https://t.co/z86piatXdM ... but why?
Well, it started as an argument over whether you could vibe code Microsoft Word today. I didn't think so. But I figured... maybe something…
— Dave W Plummer (@davepl1968) August 23, 2026
しかもアプリ開発の舞台は病院だったそうで、Plummer氏は、息子さんの手術待ち時間や再入院による待機時間を使って、MacBook Air M5を用いてコツコツとTMOGを仕上げていきました。
結果として、Microsoft Wordをvibe codingするという当初の計画をやめ、「自分が最もよく知るタスクマネージャーを作り直す」という選択が、ユニークなクロスプラットフォームアプリを生み出すことになります。
TMOGはWindows 11だけでなく、macOSやLinuxでもネイティブに動作し、見た目はネオン調のレトロUIをまといつつ、内部は現代的な構造となっています。
- 60Hzでアニメーション更新(従来の1秒更新より圧倒的に滑らか)
- 豊富なビジュアルカスタマイズ
- レトロ風プリセットも搭載
- 軽量でレスポンスが良いとSNSでも好評
現在の最新ベータ版は v0.1.1で、まだバイブコーディング特有の細かな不具合はあるものの、Plummer氏自身がSNSで個別にフィードバックへ対応しており、コミュニティとの距離が近い開発スタイルも魅力です。
まとめ
TMOGは単なる懐古系アプリではなく、レジェンド開発者がAIを活用して自作ツールを現代に蘇らせた実験的プロジェクトです。
Windowsユーザーはもちろん、MacやLinuxユーザーでも使える実用的なツールだけでなく、AIを活用した新しい開発スタイルの産物としても注目されています。
[via Tom's Hardware]
