Apple、放置されたアプリをApp Storeから削除する基準を公開

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Appleが長期間更新されていないアプリをApp Storeから削除しようとしているとして批判を集めていたなか、Appleは
App Store Improvements」と題した開発者ドキュメントを公開し、放置されたアプリがApp Storeから削除される基準を示していると理解を求めています。この措置は新しいものではなく6年前から始まった取り組みの一部で、猶予期間が30日から90日へと以前より延びている模様。

同ドキュメントによると、過去3年以内に更新されておらず、最小ダウンロード数基準を満たさないアプリケーションの開発者には、App Storeから削除される可能性があることを通知する電子メールが送られます。これは、12カ月間に全くダウンロードされなかったか、極めて少ない回数しかダウンロードされなかったことを意味しているそうです。

Developers of apps that have not been updated within the last three years and fail to meet a minimal download threshold — meaning the app has not been downloaded at all or extremely few times during a rolling 12 month period — receive an email notifying them that their app has been identified for possible removal from the App Store.

削除される可能性があるアプリをApp Storeに維持するためには、90日以内にアップデートを提出する必要があります。この期間内に変更を行うことができない場合、アップデートを提出し承認されるまで、アプリはApp Storeから削除されます(ただし、起動時にクラッシュするアプリケーションは、直ちに削除される)。

この規則が厳正に守られるとするならば、特に不具合が存在しないアプリでも、ダウンロードが少ない場合、3年に1回は何らかの更新をしていかないと削除されてしまうということになります。

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