最近、AIを利用した画像生成ソフトが大きな人気を集めています。
例えば「Stable Diffusion」を利用すれば、適当な文字列(呪文)を入力するだけで、AI画像を生成することができますが、ローカルで実行する場合、それなりのGPUが必要となります。
ということで、玄人志向グラボ「GG-RTX3060-E12GB/OC/DF」を購入してみました。NvidiaのRTX3060(12GB)は、AI画像生成のための最低ライン(?)らしく、とりあえずその中で一番安かった玄人志向の製品を選択してみました。
価格.comだと5万円以下で購入でき、売上ランク4位(記事執筆時)とかなり人気の製品です。国内3年保証がついているのも安心感があります。
GG-RTX3060-E12GB/OC/DFをPCに装着
まずは、箱の中身から。
▲玄人志向らしく紙の説明書一枚と本体のみが格納されていました。
▲ドライバーCD/DVDは含まれていません。
▲冷却ファンは2つあります。ファン1つより2つのものの方が静かな傾向にあるようです。さらに、必要な時だけファンが回転する「セミファンレス」方式を採用していて、静音性もユーザーから高く評価されています。
▲8ピン(6+2ピン)の補助電源が必要です。
一番心配だったのがPCケース内にきちんと装着できるかという問題です。
▲今装着しているのはファンレスのローエンドグラボ「GT1030-SL-2G-BRK」です。小さいのでスペースはかなり余裕がありました。
▲GG-RTX3060-E12GB/OC/DFを装着するとこうなります。横方向にだいぶ大きくなっているので、マザーボードの電源ケーブルを整理する必要がありました。
起動してみたところ、動作自体は特に問題無く、Stable Diffusionもとりあえず動かすことができました。ワットチェッカーで消費電力を測定してみると、以前よりは上がっているものの、通常作業時は100W以下に収まっており、それほど急激な上昇はなさそうでした。ただしゲーム時(モンスターハンターワールド)は150W以上になったので作業によっては消費電力が確実に上がっていそうです(電気代が高くなりそう…)。
ファンの騒音に関しては、今のところ気になる程ではあません。今後気温が高くなると五月蠅くなる可能性はありますけど。
まとめ
AI用に玄人志向のグラボ「GG-RTX3060-E12GB/OC/DF」を購入してみました。今後Stable Diffusion等のAI関連ツールの検証用として期待しています。