Appleは公式には「iPhone 6s」のバッテリー容量を発表していませんが、思わぬ形で正確な容量が明らかとなりました。それはAppleが3D Touchの機能を説明する動画「Introducing iPhone 6s and iPhone 6s Plus with 3D Touch」によります。
2分50秒あたりからiPhone 6sの3D分解映像が始まり、その中に写り込んでいるバッテリー映像に「1715mAh」という文字が確認できるのです(MacRumors)。
iPhone 6のバッテリー容量は「1810mAh」だったため、iPhone 6sのバッテリー容量は少し少なくなっていることになります。
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容量は少なくなってもおなじだけ保つ
バッテリー容量が少なくなっていることでバッテリー持続時間も少なくなったかのような印象を受けますが、iPhone 6の仕様と、iPhone 6sの仕様を比較するとバッテリー持続時間は全く同じことが分かります。
どちらのモデルも、連続通話時間に関して、3Gで最大14時間、インターネット利用では、3Gで最大10時間、4G LTEで最大10時間、Wi-Fiで最大11時間…となっています。
バッテリー持続時間がiPhone 6sで維持されていることに関して、9to5Macでは、A9チップおよびその他コンポーネントの電力効率の向上により、iPhone 6sのトータルの電力使用量が下がり、iPhone 6と同じだけのバッテリー持続時間が維持されているのだろうと推測しています。
なお、バッテリーが少なくなった分のスペースは、3D Touch対応のスクリーンとTaptic Engineのために有効活用されている様子。