Microsoft、Windows 11 24H2 でリモートデスクトップが切断される問題を認め修正を展開

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Microsoftが、Windows 11 Version 24H2で発生していたリモートデスクトップが切断される問題を認め、不具合を「KIR」により修正したことがわかりました。

Windows 11 Version 24H2の既知の不具合をまとめたページには以下のような情報が掲載されています。

この問題は「2025年1月のWindowsプレビュー更新(KB5050094)およびそれ以降の更新を適用すると、Remote Desktop Protocol(RDP) セッションが予期せず切断される問題が発生することがある」というもので、2025年3月のWindowsセキュリティ更新(KB5053598)適用後に報告が増加していました。

問題の特徴は次の通りです。

  • UDP接続のRDPセッションが 65秒後に切断 される可能性がある。
  • Windows 11(バージョン24H2)から、Windows Server 2016以前のRDS環境へ接続する場合に発生しやすい。
  • Windows Server 2025自体はRDSホストとしては影響なしだが、古いサーバーへRDP接続する際に切断される可能性あり。

Microsoftはこの問題を、不具合が発生した箇所だけを元に戻す「Known Issue Rollback(KIR)」によって修正しています。Home/Proエディションを使用している一般ユーザーは自動的に修正が適用され(PCの再起動で反映が早まる可能性あり)、組織で管理されているデバイスは、特別なグループポリシーを適用することで問題を解決できます。

影響を受けるプラットフォームは以下の通りです。

  • 影響を受けるプラットフォーム
  • クライアント: Windows 11 Version 24H2
  • サーバー: Windows Server 2025

Microsoftは今後のWindowsアップデートで恒久的な修正を予定しており、修正が適用されたらグループポリシーは不要となります。

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