ある日のこと、突然部屋のエアコンから水が漏れてきました。かなり古いエアコンなのでそろそろ買い替えたほうが良いのかもとも思ったのですが、真夏にエアコンを交換するのはちょっと気が進みません。修理業者に頼んでも数万円はかかるらしいのでこれも避けたいです。
ということで、なんとか自力でできる水漏れ対策がないかと思い探し回ってみたところ、ただひとつ有効っぽい対策が見つかりました。以下この方法を説明したいと思います。
水漏れの主な原因
対策の前に、そもそもなぜエアコンから水が漏れるのでしょうか。調べてみると水漏れは、エアコンの室内機から室外へ水を排出するための「ドレンホース」が詰まって起こることが多いようです。
ホースが詰まると、エアコンから室外に流れていくはずの水が、室内機の内部にある水受け=「ドレンパン」にどんどんたまり、ついには限界を超えて水がポタポタと漏れてしまうのです(表面張力の問題で急にドバっとくることもあるらしい)。
ということで、このドレンホースの詰まりをなんとか解消できれば水漏れが収まりそうです。
吸って吸って吸いまくれ
結論から書くと、ドレンホースのつまりを解消するための、個人レベルで唯一可能な対策は、ドレン用サクションポンプを使ってドレンホースを吸引しまくることです。サクションポンプは巨大注射器みたいな道具で、アマゾンでは以下の2つが人気でした。
2つの違いは、「TA918SS」にはエアコン用途以外でも使えるゴムのアダプタがついていて「TA918SW」にはそれがないこと。エアコンの水漏れ対策という意味ではどちらもで良いと思います。
今回は左側のTA918SSを購入。室外にあるドレンホースを吸引してみたところ見事水漏れが解消しました。吸引したときものすごい手応えで(=つまっている)ドロっとした水がでてきたので、それが詰まっていたものだと思います。
それ以来一週間とりあえず収まってます。
他にも原因はあるらしい
専門的な解説サイト「水漏れトラブル:エアコントラブル相談室」によると、水漏れの原因は、ドレンホースがゴミなどで詰まってしまうこと以外にもたくさんあり、あらゆる原因に対してサクションポンプが使えるわけではなさそうです。
ただし、個人レベルで気軽にできる対策はこれ以外にはあまりみあたらず(あるとしたら配管の勾配をチェックするぐらい)、水漏れで困っている場合、ダメ元でもとりあえずやってみると諦めもつくかもしれません。それでダメなら修理業者か新品に買い換えるということで。