Rubyの作者として有名な、まつもとゆきひろ氏がFSF award 2011を受賞されたそうです(FSF、まつもとゆきひろ氏のTwitter、slashdot.jp)。
RubyとEmacsに対する貢献が評価されたということです。ボストンで行われた講演のスライドの表題は「How Emacs Changed My Life」ということで、意外にも(?)RubyではなくEmacsのことについて述べられているみたいですね。
How Emacs changed my life
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これまでのFSF award受賞者は次のようにそうそうたる面々で、ここにmatz氏が含まれるのは快挙だと思います。おめでとうございます。
- 2010 Rob Savoye(Gnash開発)
- 2009 John Gilmore(Cygwin開発)
- 2008 Wietse Venema(Postfix開発)
- 2007 Harald Welte(Openmoko開発)
- 2006 Ted Ts'o(Linux Kernel開発)
- 2005 Andrew Tridgell(Samba開発)
- 2004 Theo de Raadt(OpenBSD開発)
- 2003 Alan Cox(Linux Kernel開発)
- 2002 Lawrence Lessig(フリーソフトウェアの政治的理解を促進)
- 2001 Guido van Rossum(Pythonの開発)
- 2000 Brian Paul(Mesa 3D ライブラリの開発)
- 1999 Miguel de Icaza(GNOME開発)
- 1998 Larry Wall(Perl開発)
詳しい受賞理由はwikipediaにまとめられています。