コンピューターの性能は飛躍的に増大したのに生産性は向上しない…。その理由は膨大な情報に効率良くアクセスするための統一的な方法が存在しないせいかもしれません。
本日紹介する「Cerebro」はこの悩みを解決するためのソフトウェア。コンピューターやネットに存在するさまざまな情報を素早く検索し、作業の生産性を向上させることができる仕事効率化ツールです。
マルチプラットフォームのフレームワークElectronを使って作られいるため、Windows、Mac、Linux用の実行ファイルをダウンロードすることができます。
本日はMac版Cerebroの使用法を紹介しつつCerebroの特徴に迫ってみたいと思います。
使用方法
GitHubのリリースページから最新の実行ファイルダウンロードします。Macの場合*.dmgファイルをダウンロードして、Cerebro.appをアプリケーションフォルダにコピーします。
Cerebroを実行すると小さなウィンドウが表示されます(メインウィンドウを表示するショートカットキーはCtrl+Spaceキーですが自分で変更することも可能です)。
文字を少しタイプするとGoogleのサジェスト結果がリアルタイムに表示されます。その下の項目を選べばYandexによる翻訳機能を使用することができます。
その他アプリケーションのランチャー機能や、「12+34」のような数式を入力すると計算結果が表示される計算機能や、単位の変換機能、ファイルのプレビュー機能などがコア機能として搭載されています。
さらに便利な機能をプラグインとして追加することもできます。メニューバーアイコンから「Plugins」メニューを選ぶか、メインウィンドウで「plugins」と打ち込むと以下のような画面が表示されます。
▲例えば「cerebro-osx-define」をインストールすると、Macの辞書検索機能を呼び出し利用することができるようになります。
各種設定を変更するには、同じくメニューバーアイコンから「Preferences」メニューを選ぶか、メインウィンドウで「settings」と打ち込みます。
▲ホットキーや、国、テーマ設定などを変更することができます。
まとめ
Cerebroを利用すればファイルやインターネット、辞書などの情報を統一的に検索することができます。
MacのSpotlightでもほぼ同様な機能は利用できますが、CerebroはオープンソースソフトとしてWindowsやLinuxでも利用可能で、APIが公開されているため自分でプラグインを作成することができるという特徴を持っています。
興味のある方は試してみると新たな発見があるかもしれません。
タイトル | Cerebro | |
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公式サイト | https://cerebroapp.com/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7558-cerebro | |
説明 | Electronを使って実装されたオープンソース版のSpotlight的ツール。 |